「好き」や「得意」から始めることが、就労への第一歩になる時代です。
ただ続けるだけの努力より、前向きに続けられる経験の方が、自信や力になっていた ― そんなご経験はありませんか?
メタゲームは、ゲームや動画編集を通じて、無理なく、そして着実に「社会につながる力」を育みます。
CYCLE
META GAME(メタゲーム)
とは?
価値が多様化する現代では、働くことへの考え方も変化しています。一般就労者(定型就労者)であっても、「生きるための仕事」から「やりがいのある仕事」へと意識が移りつつあります。こうした時代の流れに合わせ、就労支援にも柔軟なアプローチが求められています。一人ひとりの可能性を引き出し、輝ける未来へとつなげていくサポートが、今、必要とされているのです。
「META GAME(メタゲーム)」は、「eスポーツ」をきっかけに、達成感や成功体験を通して自信とやる気を育む就労継続支援事業所です。その力を糧に、他の活動にも前向きに取り組む意欲を引き出すことを目指しています。
ご本人さまの
成長フェーズに
合わせた支援
「ゲーム」と聞いてポジティブな印象を持つ方は、あまり多くないのではないでしょうか。
「ゲームは遊びだ」「依存症になる」…
我々親世代が良く知るゲームとは、娯楽としての側面が
我々親世代が良く知るゲームとは、娯楽としての側面が強調され、確かに「仕事」とはかけ離れたイメージがあることは事実です。一方で、私たちメタゲームが採用しているゲームとは、「eスポーツ(イースポーツ)ゲームというものです。
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チームワークや
コミュニケーション力
を育む。
メタゲームでは、仲間と協力をする「チームプレイ形式」のゲームへ取り組むことを推奨しており、プレイの中で自然なカタチで、チームワークやコミュニケーション力を育むことを目指します。
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自ら操作したeスポーツの
映像を、
動画編集の題材に。-
自分のプレイした
映像なので… -
楽しみながら編集
技術の習得ができる!
メタゲームでは、自らプレイしたeスポーツの映像を録画し、それを動画編集の題材として使用します。これにより、高い好奇心をきっかけに、動画編集の技術習得も無理なくスタート。楽しみながらスキルアップが可能です。
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eスポーツとは
eスポーツは、娯楽的な側面が強調される一般的なゲームとは異なり、競技性が高く、人を成長させる要素を持っています。docomoやトヨタなどの大手企業が参入し、2023年にはIOC(国際オリンピック委員会)主催の世界大会も開催されるなど、ビジネスとしても確立されています。さらに、身体的制約に左右されず障がい者の社会参加や自己肯定感を高める機会を提供する点においては、医療や福祉分野からも注目を集めています。エンターテイメントだけでなく、新たな業種として社会に定着しつつある分野です。
どんな技術が身につくの?
- 在宅可能な技術
- 趣味×仕事
多くの技術が、在宅でも業務として活用できる技術であることが特徴です。
人生において役立つ技術が、若齢のうちに身につきます。
※ご希望されるコースにより、定着技術の種類に違いがあります。
※技術の習得には、個人差があります。
※事業所によって、提供内容が多少異なる場合があります。
受け取れる工賃はいくら?
工賃の内容:eスポーツ・PCでの作業に
関するお仕事の代金として
※工賃の金額は、上記範囲内で事業所によって異なります。
※工賃の他に、作業に応じて支給される作業工賃(実積分配金)を受け取れる場合がございます。
※交通費については、市町村等の補助のより事業所ごとに異なります。
【 事業所ごとに内容が異なるものについては、通所をご希望の事業所へ、詳細をお問い合わせください。】
どんな進路が期待できる?
eスポーツ関連のお仕事
●eスポーツプレイヤー(障がい者枠) ●大会運営サポーター ●eスポーツアナリスト
●eスポーツストリーマー ●eスポーツライター
派生のお仕事
●WEBデザイナー ●イラストレーター
●コンテンツクリエイター ●編集オペレーター ●サムネイル職人 ●モーショングラフィッカー
- メタゲームのステップアップ -
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eスポーツ関連のお仕事を、ご紹介
不定期ではありますが、企業から該当の求人があった際には、ご案内をさせていただきます。
一般公開されていない求人情報が多いため、是非ご活用ください。
メタゲームでは実際、eスポーツのプレイヤーとして、一般企業への就職が叶った方もいらっしゃいます。
体験談を見る -
支援事業所のステップアップ
メタゲームでの経験を通じて、生活リズムや社会性、スキルが整ってくると、就労継続支援A型や就労移行支援へのステップアップも視野に入ってきます。段階的に「働く力」を伸ばしながら、無理なく次のステージへ進めるよう、丁寧にサポートしています。
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メタゲームの事業所スタッフとして
利用者さんの中には、活動を通じて成長し、やがてメタゲームのスタッフとして活躍される方もいます。支援を受ける立場から、今度は誰かを支える立場へ。能力と意欲に応じて、「就労のゴール」ではなく「新たなスタート」となる未来も、ここにはあります。
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よくある質問
ご本人様向けのページ「1日のプログラム例」よりご覧ください。
利用料は前年度の世帯(ご本人と配偶者)の年収によって発生するかどうかが決まります。
メタゲームでは現状、約9割の方は無料で通所されています。
事業所提供のバランスの取れた昼食をご利用いただけます。(提供の有無は事業所ごとに異なるため、ご希望の事業所にお問い合わせください。)
事業所提供の昼食は、希望者・希望日のみご利用いただけます。
ですので、「今日は持参のお弁当、明日は昼食提供を利用」など、自由な組み合わせが可能です。
精神機能を担っている脳は、多くの栄養が必要としています。摂取された栄養に脳は大きく影響を受けるため、精神疾患をお持ちの方にとっては特に食事は重要と言われています。
メタゲームでは可能な限り昼食提供の実施拡大に向け、尽力してまいります。
まず、メタゲームでは、1時間ごとに休憩を設けております。
時間通りに「業務」として行うことで、メリハリを持って取り組み、コントロールすることを学んでいただきます。
スマートフォンの台頭により、「ゲーム」がより身近になった現代において、自らコントロールできるようになることがとても重要であると我々は考えています。
現状、当事業所をご利用いただいている方で、プログラムの利用によりゲーム依存症になった方の報告は1度もございません。
事業所やスタッフの雰囲気は、通所をする上でとても重要です。
ですので、メタゲームでは通所前に「見学・無料体験」のご利用をお勧めしております。
ご利用希望のご本人様だけでの見学はもちろん、保護者様のご同伴や、まずは保護者様だけで見学される場合もございます。
ぜひお気軽に、ご利用ください。
メタゲームが目指す社会
「チャレンジド」という言葉を、ご存知ですか?
日本で「障がい者」と呼ぶ「精神や身体にハンディキャップを負う人」のことを、アメリカでは「チャレンジド」 と表現します。
「チャレンジド」とは「神からチャレンジという使命を与えられた人」を意味しており、障がいをネガティブに捉えるのでなく、障がいをもつがゆえに体験するさまざまな事柄を、自分自身のため・あるいは社会のためポジティブに生かしていこうという想いから提唱された呼称です。
日本社会では障がい者に対してまだまだネガティブなイメージが大きく、そのイメージが障がい者の成長する可能性や社会参加の機会を阻害していることは、言うまでもありません。
私たちメタゲームは、障がい者がその言葉が表すようなネガティブな存在から脱却し、世の中が彼らのことを「チャレンジド」と呼べる、そんな社会の創造を目指しています。
誰もが、その人にしかできない体験を尊重できる社会を ー それは「障がい」という壁を越え、全ての人にとって個性が輝き出す社会の始まりでもあると、私たちは考えています。